☆三嶺ロープウエー問題を考える  戻る
   
 この三嶺塾は、東祖谷山村が三嶺中腹に計画しているロープウエー問題を自然
保護、山村の過疎問題、林業の現状と課題、そして、これまでの第3セクター運
営の現状などを通して、この計画のどこに問題があるのか探ってみようという趣
旨で開催します。
【第1回講座】 1月18日(木)午後7時から9時
 テーマ  「剣山の裸地化と植生回復の現状について」
              一度失われた高山植物を回復させる困難さと保護の大切さに
                   ついてお話していただきます。
 講  師  森本康滋先生(日本生物教育学会徳島県支部長)
 場  所 徳島市福島1丁目 徳島市立木工会館
 主 催 徳島・三嶺を守る会
 受講料 無料
 
          
        第1回三嶺塾は66名の参加者で会場は満員でした。

森本先生より剣山頂上の気象条件の厳しさ、植物の弱さ、回復の困難さ等の講演が行われた。
実際の植生回復実験の苦労話、観光客のマナーの悪さ、ロープーウェー事業による地元(県民
を含む)負担増、公共事業の自然に対する日本とドイツの考え方の違い等、内容の充実した講
演でした。

参加者から ロープーウェー建設の問題により三嶺への関心が高まり、登山者が急増しており、
早急に監視員をおくことが提案された。

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